Show 型を使用して、詳細ビューとフォームビューの表示を改善する

このセクションでは、Show 型を使用して詳細ビューとフォームビューの表示を改善する方法を説明します。

Show 型を使用する例:

Show 型についての概要

Show 型は、フォームビューと詳細ビューの表示を改善することだけを目的としたテーブル列のことです。

デフォルトでは、Show 型の列はフォームビューでのみ使用できます。詳細ビューにも Show 型の列を含めるには、[UX] > [Options] ペインの [Detail View] セクションにある [Include Show columns in detail views] を有効にします。

全部で 6 つのカテゴリの Show 型があり、次のテーブルで説明されているように、改善したい内容に基づいて Show 型を作成できます。

カテゴリ

説明

Page_Header

新しいページを作成します。例については以下をご覧ください。

Section_Header

同じページ内に新しいセクションを作成します。

Text

説明を表示します。

URL

クリック可能な URL を表示します。

Image

テーブルに保存されない静的な画像を表示します。

例として、フォーム内の画像サンプルアプリをご覧ください。

Video

MP4 動画を表示します。

Show 型の列は以下の 2 つの方法で実装できます。

仮想列を Show 型の列として使用する

仮想列を Show 型の列として使用するには、以下の操作を行います。

  1. 仮想列をテーブルに追加します
  2. [App formula] に "" (空の値)を設定します。この値は Show 型の列には適用されず、無視されます。ただし、仮想列を構成する際には必須項目であるため、なんらかの値を構成する必要があります。
  3. 仮想列の [Type] プルダウンで [Show] を選択します。
  4. [Edit]  をクリックして、特定の列のプロパティ一式を表示します。
  5. 列を Show 型として構成して、[Done] をクリックします。 
    次に例を示します。

     仮想列を [Show] タイプの列として設定する
  6. 詳細ビューまたはフォームビューを作成します。
    ビューに [Show] 列を明示的に含めます。仮想列の順序を制御するをご覧ください。
  7. 詳細ビューで Show 列を使用する場合は、[UX] > [Options] ペインの [Detail View] セクションで [Include Show columns in detail views] を有効にします。
  8. 次のいずれかを選択して変更を保存します。
    • Save - アプリを保存します。
    • Save & verify data - アプリを保存し、外部依存関係に基づいてアプリが実行可能であるかどうかを確認します。

スプレッドシートの空の列を Show 型の列として使用する

スプレッドシートの空の列を Show 型の列として使用するには、次の操作を行います。

  1. テーブルの元のスプレッドシートを開き、1 つ以上の空の列を挿入します。

    たとえば、次の例は [Contact Us] フォームの列構造を示しています。Page 1Page 2Page 3 の列は、フォームの改ページとして設定される空の列を指定します。

    [Page 1]、[Page 2]、[Page 3] 列が表示されている [Contact Us Forms] シート

    :
    • 空の列は、アプリエディタで Show 型の列として構成します。
    • 必要に応じて、空の列のヘッダー名を入力できます(例: Page 1)。ヘッダー列が空の場合、Column_n の形式のデフォルトの名前がテーブルに追加されます。n は表示される列に対する位置を示します。列名はアプリ作成者だけに表示されます。アプリ内では表示されません。
  2. アプリエディタでアプリを開きます。
  3. [データ]  に移動し、編集するテーブルをリストから選択します。
    アプリエディタを強化しました
    デフォルトでは新しいエディタが有効になっていますが、いつでも以前のエディタに戻すことができます。
     

    以前のエディタを使用する場合

    [Data] > [Columns] に移動し、編集するテーブルを展開します。
  4. 次のいずれかの手順を行います。
  5. 空の列の [Type] プルダウンで [Show] を選択します。
  6. 列に関連付けられている [Edit](鉛筆)アイコンをクリックします。
  7. 列を Show 型として構成して、[Done] をクリックします。
    新しいページに見出しを表示する場合、[Content] フィールドに見出しを入力します。そうでない場合は、改行を表示するために [Content] フィールドを空のままにします。 

     次に例を示します。

    マルチページ列のタイプを [Show] に設定する

  8. 詳細ビューまたはフォームビューを作成します。
    ビューに Show 列を含めます。列の順序を変更するには、列の順序を制御するをご覧ください。
  9. 詳細ビューで Show 型の列を使用する場合は、[UX] > [Options] ペインの [Detail View] セクションで [Include Show columns in detail views] を有効にします。
  10. 次のいずれかを選択して変更を保存します。
    • Save - アプリを保存します。
    • Save & verify data - アプリを保存し、外部依存関係に基づいてアプリが実行可能であるかどうかを確認します。

列を Show 型として構成する

列を Show 型の列として構成する場合、次を参照してください。

プロパティ

説明

Column name

列の名前です。

App formula

: 仮想列でのみ表示されます。空のテーブル列には表示されません。

""(空)にします。

Show 型の列は情報を目的としているため、この値は関係なく、無視されます。 

Show?

この切り替えボタンを有効にします。

Type

[Show] に設定します。

カテゴリ

表示する情報に基づいて、プルダウンから 1 つのカテゴリを選択します。

Content

Expression Assistant を使用して Show 型に対して表示するコンテンツを入力します。改ページを作成するには、このフィールドを空のままにします。例: "Update Information"

[Data Validity]、[Display]、[Other] プロパティ セクションは、Show 型の列には適用されません。

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