Google Web Designer はバージョン 4.1.0.0711 で以下のカスタム要素の実装を変更しました。
gwd-image
gwd-video
gwd-audio
gwd-iframe
gwd-page
gwd-pagedeck
上記の要素は、カスタマイズされた組み込み要素(例: <video is="gwd-video">
)ではなく、自立したカスタム要素(例: <gwd-video>
)となりました。主要なブラウザの一部で、カスタマイズされた組み込み要素がサポートされないためです。
Google Web Designer で既存のファイルを開くと、この新しい実装を使用するようにファイルが変換されます。
プロジェクトに以下のいずれかが含まれている場合、問題が発生することがあります。
影響を受けるコード | 解決策 |
---|---|
CSS display プロパティへの変更 |
display プロパティを変更しても反映されない問題は解決されました。この問題が引き続き発生する場合は、Google Web Designer を再起動してください。 |
サイズに関する CSS プロパティ |
サイズに関するプロパティ( 問題が引き続き発生する場合は、Google Web Designer のデフォルト ルールをオーバーライドする特定のセレクタを指定するルールを追加します。こうした修正は、ステージ上には反映されませんが、ブラウザのプレビューや公開したファイルには反映されます。 想定どおりに機能しない CSS ルールの例:
追加する CSS ルールの例:
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タグ名のセレクタに基づく CSS ルール |
ほとんどの場合、CSS ルールは引き続き正常に機能するはずです。必要であれば、新しいタグ名を参照するようにセレクタを変更できます。 これまでの CSS ルールの例:
更新する CSS ルールの例:
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getElementsByTagName() |
新しいタグ名を使用して要素を入手できます。 これまでのコードの例:
更新されたコードの例:
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ネイティブ要素への参照 |
通常は、ネイティブ要素を参照する必要はありません。プロパティやメソッドはすべてカスタム要素に転送されためです。場合によってこうした参照が必要であれば、次のように変更します。
これまでのコードの例:
更新されたコードの例:
ネイティブ要素は変更しないでください。また、上記の変更は Google Web Designer の今後のリリースで機能しなくなることがあるのでご注意ください。 |